やはりというか、じりじりと
やはりというか、じりじりと高齢化は進んでいるようです。
都心部ではまだ若者は潤沢ですが、郊外の住宅地で子供の遊ぶ姿はあまり見かけなくなりました。とある新書本の帯に、「2年後2020年日本人女性の半分は50歳以上に」と衝撃的な言葉がありました。
空き家の問題も出てきているようで、ぽつりぽつりと我が家の周辺にも見受けられてきています。私の実家は北海道にあるのですが、予備軍(群)になりそうで心配の種です。積雪対策で頑丈に作っているのですが、駅からは幾分離れていますし、玄関に階段があるなどバリアフリーからは程遠く、高齢の両親が住み続けていられるかどうか。もちろん需要は期待できません。
総務省の平成25年の統計では日本全体で空き家率13.5%、埼玉県だと10.6%で、この数字は増えることがあっても減ることはないでしょう。
実家から車で30分ほどのところにある先祖のお墓も今後の悩みの種になりそうです。
どんな解決策があるのか、最近は同じような経験を持つ先輩や友人、それに加え患者さんからも少しずつ情報を集めている次第です。
新所沢公園前クリニック 森田昌宏